子育ての女神

Time for Child care

以前のblogにも書きましたが、

私は息子が生まれたときに

大変な状況が随分長く続いていました。

そんな中

私の目の前に

ある日突然、

子育ての女神が君臨しました!!

彼女に出会わなかったら、

私はきっと

子育てに失敗した~~~~(涙)

と、今でも悔やんでいたに違いないと

本気で思っています。

だって、

彼女に教えてもらったことを

全部実行してみたおかげで

私は自分の子育てに

心から誇りを持っているのですから。

ある日、

彼女と、その彼女を紹介してくれた友達と三人で

当時話題になっていた

喫茶店に行って、

カレーを食べよう~ということになりました。

そこのカレーは有名だったのですが、

気まぐれなカレーで

ないかもしれない

あるかもしれない

行ってもすぐに出てこないかもしれない

本当に気まぐれな喫茶店だったのです。

私たちが行った日は、

他にお客さんもいなくて

ラッキー♪

食べられるかも???

だったのです…

が…

いや、ありましたよ。

確かにカレーは

頼めたのですが…

まあ~~~~

出てくるまで、

どんだけ待たせるの~~~~????

って感じで、

うちの息子は

ベビーカーに寝かされたまま

超機嫌が悪くなって

カレーが出て来た頃には

大泣き状態だったのです。

そんな状況で

私は、カレーの味など味わっていられるはずもなく

息子をあやすのに必死でした。

すると

女神が

「じゃあ、私がちょっとお散歩に行ってくるから、

 ゆっくり食べてて♪」

と言って、

息子を私の腕からさっと受け取り、

息子と同い年の彼女の娘ちゃんを

背中におんぶして

息子をベビーカーに乗せて

さっさとお店を出て行ったのです。

彼女のお皿を見ると、

いつの間にか

カレーを全部食べ終えていました。

きっと、

私がずっとあやしているのを

可哀そうに思ったのでしょう。

せっかくの

話題の

美味しいカレーを味わうこともなく

私の食事時間を作るために

ものすごい勢いで食べてくれたのです。

私は

子育てが始まってから

そんな愛情を

受けたことがなくて、

涙しながらカレーを食べていたのを覚えています。

夫ですら

赤ちゃんをあやすのは

私の仕事みたいに思って

こんな事してくれたことがありません。

有難いと思う感情がさく裂して

私も

そのカレーの味がどうだったかなんて

全く覚えていません。

ただ

彼女が気遣ってくれた

その愛があまりにも美味しすぎて

カレーは

絶対に負けていましたね!!

しばらくして

私がカレーを食べ終わる頃に

彼女は帰ってきて、

「〇〇ちゃん、←(息子の名前)本当にいい子。

 私が子守唄歌ったら、すぐに寝てくれたの~。」と

本当に嬉しそうに言うのです。

ベビーカーの中では、息子は珍しくスヤスヤ眠っていて、

そのあと、少しだけ3人でおしゃべりすることができました。

彼女は、ずっと

自分の子供を背中におんぶして(肩や腰がつらかっただろうに…)

私のために

私の時間を作ってくれました。

彼女の女神伝説は

こんなものではないのです。

少しずつ書いていきます。

もったいないので、

本当に少しずつ…

彼女とは

もう遠くに離れてしまって

かれこれ10年以上会っていないのですけど

時々

突然電話がかかってきて

色々おしゃべりします。

もし

彼女に何か困ったことがあったら、

例え彼女がどこにいて

何をしていたとしても

私は絶対に助けに行きます。

彼女がしてくれたこと

教えてくれたことは、

直接彼女に返すことができないのですけれど

私は、

彼女のような人になりたいし

そういう人でありたいので、

彼女のハートと同じ波動であるように

毎日生きているつもりです。

そうして

私が他者にできることを

「そうすることが、私自身~嬉しいから」

心から思える私でありたいと思って生きています。

子育て中は、

奉仕や犠牲

それを無償で実行する修行のようなもの

感じることがあります。

でも、

同じその修行をするにも

彼女のように

楽しみや喜びのなかで行うことが

周囲に

どれだけすごい波動をまき散らすことか…

その恩恵を受けた私は、

自分の在り方がいかに大切かに

大いに気づかされた一人です。

ちなみに彼女は

何の宗教も信仰していません。

信仰を持たない人であっても

神レベルに生きることができるのです。

これからは

宗教の時代ではありません。

風の時代は

そういうものは

凌駕されていくのです。

人間の魂の底力が試される時代です。

子育ては

心で…。

そして

全体で助け合ってしていく時代です。

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